糸魚川市で高校軽音楽発表会 大きな舞台で演奏 県総文祭の新設部門 20組、80人が参加

緊張しながらもバンドのメンバーと楽しく演奏した高校生(写真は糸魚川白嶺高「DRUMSTICK,S」)

県内高校の軽音楽部による発表会が12日、糸魚川市一の宮1の同市民会館大ホールで開かれた。県高等学校文化連盟に軽音楽専門部が本年度新設されて第1回の発表会。糸魚川白嶺、糸魚川、上越総合技術、上越、関根学園、長岡の6校からバンド20組、約80人が参加して活動の成果を披露した。

昨年開かれた第46回全国高等学校総合文化祭東京大会の軽音楽部門に新潟県として初めて糸魚川白嶺高が出場したことを機に、県高文連に軽音楽専門部を設置、県総文祭の部門に新しく加わった。全国的にも軽音楽専門部の設立、全都道府県からの総文祭参加を目指す動きがあるという。

発表会は生徒の活躍の場、互いの交流の機会にと実施。それぞれバンドの編成や技術を生かして張り切ってステージに立ち、持ち時間(9分)で熱の入った演奏を繰り広げた。審査員に国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校(新潟市)の協力を得てリズム、音、パフォーマンス、個性、一体感などの評価を受けた。

発表を終えた生徒は「大きな舞台で緊張したけど楽しく演奏できた」と感想。審査員特別賞に上越高2年生の「noicence」が選ばれた。

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