FA打者トップ10をMLB公式サイトが選出 1位はもちろん大谷翔平

MLB公式サイトでは「FA先発投手トップ10」に続いて「FA打者トップ10」を選出。ランキングは15人の記者による投票で決定された。1位にはもちろん大谷翔平がランクイン。今季はアジア人選手として初の本塁打王に輝いたが、右ひじ故障で投げられず打者専念となる来季はどんな成績を残すか注目される。2位にはコディ・ベリンジャー、3位にはJ・D・マルティネスが名を連ね、韓国プロ野球のキウム・ヒーローズからメジャー移籍を目指す李政厚(イ・ジョンフ)も8位にランクインしている。

MLB公式サイトではシーズン中にも「打者パワーランキング」を公開していたが、大谷は5回連続で1位にランクインした時期があった。FA打者ランキングで1位になるのも当然であり、MLB公式サイトは「この結果に驚きはない。彼を1位に選ぶのは当然のことだった」としている。大谷はレギュラーシーズンの最後の1ヶ月を欠場したにもかかわらず、本塁打(44)、塁打(325)、出塁率(.412)、長打率(.654)、OPS(1.066)の各部門でリーグトップの成績をマーク。今オフのFA市場における最大の注目株であり、来季投げられないものの、歴史的な超大型契約を得ることが有力視されている。

8位に入ったイ・ジョンフについて、MLB公式サイトは「今回のランキングで最大の未知数」と表現。25歳という若さながら走攻守3拍子揃った好選手として韓国球界で活躍し、MLB公式サイトは李鍾範(イ・ジョンボム)の息子であることも紹介している。「イ・ジョンフの才能がメジャーで通用するかどうかは誰にもわからない。しかし、今回のランキングで大谷を除く誰よりも活躍する可能性を秘める」とMLB公式サイト。期待も込めてのトップ10入りとなったようだ。

MLB公式サイトによるFA打者トップ10は以下の通り。なお、下記の10人以外には、ブランドン・ベルト、マイケル・ブラントリー、ジャイマー・キャンデラリオ、アダム・デュバル、ミッチ・ガーバー、ジョク・ピーダーソン、ハンター・レンフローにも票が入った。

1 大谷翔平
2 コディ・ベリンジャー
3 J・D・マルティネス
4 ホルヘ・ソレア
5 マット・チャップマン
6 テオスカー・ヘルナンデス
7 リース・ホスキンス
8 李政厚(イ・ジョンフ)
9 ジャスティン・ターナー
10 ルルデス・グリエルJr.

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