東証、午前終値3万3422円 半導体関連株上昇が支え

東京証券取引所

 17日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前日終値を挟んで一進一退の展開となった。今週は急ピッチで高値圏まで上昇したことによる警戒感から、朝方は当面の利益を確定するための売り注文が先行した。売り一巡後は上昇に転じる場面があった。半導体関連株の一角に買い注文が入ったことが支えとなった。

 午前終値は前日終値比1円48銭安の3万3422円93銭。TOPIXは5.77ポイント高の2374.39。

 朝方は最近の相場の過熱感に対する警戒を背景に前日終値から一時100円超下げた。その後は前日の米株式相場で米長期金利の低下を受け、IT株の一部が買われた流れを引き継ぎ、平均株価は上昇に転じる場面もあった。

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