ひろゆき氏、京大チームの「コロナワクチンで死者9割以上減」推計を評価「35万人の命を救った」

2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之氏)が17日までにX(旧ツイッター)を更新。新型コロナウイルスワクチンの接種によって、国内の2021年2-11月の感染者と死者をいずれも90%以上減らせたとの推計結果を京都大・西浦博教授(理論疫学)らのチームがまとめたという報道を受け、自身の見解をつづった。

西浦教授らのチームによると、この期間の実際の感染者は約470万人と推計されており、死者は約1万人だったが、ワクチンがなければ、それぞれ約6330万人と約36万人に達したおそれがあったという。研究成果は10月18日付の英科学誌サイエンティフィックリポーツに掲載された。

ひろゆき氏は16日付のX投稿で「コロナワクチンで死者9割以上減 京都大チームが推計」として同ニュースを紹介し、「コロナワクチン接種のために自衛隊を動員したり、かなり無茶をしましたが、結果として35万人の命を救った事になります」と、死者が約36万人となっていた可能性を約1万人に抑えた意義を強調。さらに「当時の菅首相と河野大臣は、評価されてもいいと思う」とつづった。

国内で21年2月から始まったワクチン接種に、どの程度の効果があったのかは十分検証されていないが、今回の推計では「接種のペースが実際よりも14日間早ければ感染者と死者を半分程度に抑えられ、14日間遅かったら感染者は2倍以上、死者数は約1・5倍になっていた」との結果も報告されている。

(よろず~ニュース編集部)

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