ガザ北部、人口密集地で広範被害 衛星画像分析で鮮明

ガザ 被害を受けた地域(背景画像は☆(○の中に小文字のC)Google、写真はロイター、AP)

 イスラエル軍の地上侵攻で、パレスチナ自治区ガザ北部の人口密集地域を中心に建物の損壊被害が広範に及んでいる実態が17日、米研究チームによる衛星画像分析で鮮明になった。被害は北部に集中しているが、イスラエルのガラント国防相は南部進軍の可能性を示唆しており、ガザ地区全体に広がる恐れがある。

 米オレゴン州立大のジャモン・バンデンホーク氏とニューヨーク市立大のコーリー・シェア氏が地球観測衛星「センチネル1」のデータを分析。ガザの被害状況を調べ、共同通信がデータの提供を受けた。

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