グミ食べ男性一時意識不明 大麻類似のHHCH検出

 東京・新橋の飲食店で10月、大阪市の男性(31)がグミを4個食べた後、一時意識不明になり病院に搬送されていたことが17日、警視庁愛宕署への取材で分かった。男性はその後回復した。警視庁の鑑定で、男性が持っていた袋のグミから大麻由来成分に似た合成化合物HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)が検出された。

 署によると、10月7日夜に搬送。グミは大阪市の業者が製造したもので、男性の知人が東京都渋谷区の飲食店で店員から合法との説明を受け購入したという。

 店付近では同じ時間帯に東京都江東区と山梨県中央市の20代の男女2人も体調不良を訴え搬送されており、同じグミを食べた可能性がある。

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