交流サイト(SNS)で「闇バイト」を募った投稿者に対し、警視庁が1~10月にSNS上で警告した件数が、1万1829件に上ったことが17日、同庁生活安全総務課のまとめで分かった。昨年同期より9349件多く、悪質な約1400件のアカウントはSNSの運営者に削除を求めた。
警告は、警視庁のアカウントから「犯罪に加担する不適切な書き込みの可能性があります」などと送った。広域強盗事件など、闇バイトに絡む事件が相次いだことを受け、サイバーパトロールを強化した。
闇バイトに関連し、応募した本人や家族などからの相談件数は昨年同期に比べ約4.7倍に急増した。