今年度上半期のアメリカ軍機の騒音 空母艦載機移駐前の3倍に 廿日市市宮島では5倍 広島

広島県は今年度上半期のアメリカ軍機による騒音の発生状況をまとめました。前の年度と比べると、1.4倍増加しています。

県によりますと、今年4月から9月までの騒音測定器による70デシベル以上の騒音発生回数は4679回で、前の年度と比べると1224回増加しました。

岩国基地への空母艦載機の移駐が完了する前の2017年度と比べると、3170回、3.1倍増加しています。測定地点別では、基地周辺の大竹市西栄で14.9倍、江田島市沖美で5.5倍、廿日市市宮島で5倍と大幅に増加しています。

県では、「引き続き国などに低空飛行訓練の中止や、騒音被害の実態把握などを要請する」としています。

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