宝塚遺族代理人「看過できない」 報告書巡り、説明求める

 宝塚歌劇団の女性俳優(25)が急死した問題を巡り、歌劇団を運営する阪急電鉄のグループ企業役員の所属する弁護士事務所が調査報告書をまとめていたことに関し、遺族代理人は17日、「看過できない事柄で、説明が必要だ」とするコメントを発表した。

 代理人の川人博弁護士は、調査委員会は阪急電鉄側からの独立性を強調していたと指摘。事実関係を確認の上、遺族側に見解を示すよう求める文書を阪急電鉄や歌劇団などに送ったと明らかにした。

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