アプリに潜む!要注意なトンデモ男性「初心者を狙って…」

好きな時間に手軽に出会いを探せるのが、マッチングアプリのメリットです。

使い慣れていても初めて登録する人でも、未知の人との出会いは新鮮ですよね。

気をつけたいのは、一方的に自分の事情を押し付けてくる男性。

流れに身を任せていたら個人情報を知られるような状態になっていた、なんて恐怖は避けたいもの。

女性側にリスクを強いる男性はどんなやり方をするのか、実録でご紹介します。

「仲のいい友人が『これで友達ができた』と、マッチングアプリを教えてくれました。

彼氏がほしいなと思っていた私は、友人から使い方や注意したほうがいい男性の話などしっかりと聞けて、安心して登録できてよかったのですが……。

プロフィールを登録してすぐ、まだ30分くらいしか経っていないとき、ある男性からメッセージが飛んできました。

『自分も◯◯が好きです!』と明るい内容でプロフィールも特に問題はなさそうで、いきなりいい人に当たったなとテンションが上がりやり取りをしていました。

すると、『ごめん、もうすぐポイントがなくなって退会しないといけないから、ラインのIDを教えてくれる?』と言われて。

さすがに知り合ってすぐラインは早いと思い、『ラインはお互いに信用できてから交換したいので、ごめんなさい』と会話を終えました。

男性のほうは、『残念だな、せっかく出会えたのに』『本当にもういいの?』としつこくメッセージを送ってきて、怖くなったのでスルー。

『あと1回しか送れないよ』と言っていたからもう退会したのだろうと思っていたら、その後もその人のアカウントはあって、こちらを焦らせる嘘だったのだとわかりました。

本当に仲良くなりたいと思ってくれるなら、ポイントを購入するのでは、と思います。

その人はブロックしたのでその後はわかりませんが、新しく登録した女性を狙ったこんなやり方は汚いですよね……」(26歳/接客業)

そのサービスを使い始めたばかりだと、何もかもが新鮮で声をかけられたらうれしくなりますよね。

そんな初々しさにつけ込むのがこんな男性で、ひとしきり盛り上げてみせてから突然退会を言い出して自分のペースに巻き込もうとします。

アプリに慣れていない女性に仕掛けられる荒業といえますが、仲良くなるためにそこを出ろと迫るのは本末転倒で、流されてはいけません。

(mimot.(ミモット)/ 弘田 香)

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