adidas Originalsによる90年代ユニフォームの復刻版が話題だ。
オリジナルを忠実に再現するこだわりのデザインが好評なそのラインナップには、U-22チームが来日して18日に日本と対戦するアルゼンチン代表も含まれている。
そこでアルゼンチンの歴代ユニフォームから、adidasに復刻してほしい、あるいは新ユニフォームのデザインに採用してほしいユニフォームを5着選んでみた。
2008 ホーム
アルゼンチン代表 2008 adidas ホーム ユニフォーム
選手:セルヒオ・アグエロ
主に2010南アフリカW杯・南米予選やフレンドリーマッチで使用したユニフォーム。
大きな舞台では使われていないため一般的にはやや印象は薄いかもしれないが、若き日のセルヒオ・アグエロやリオネル・メッシが着たこともあり人気が高い。
その2人も出場した2008年の北京オリンピックでは大会規定により、エンブレムを隠す形で着用している。
1998 アウェイ
アルゼンチン代表 1998 adidas アウェイ ユニフォーム
選手:アリエル・オルテガ
日本代表が悲願の初出場を成し遂げた1998フランスW杯。その日本の初戦の相手だったアルゼンチンは、同大会でネイビーのアウェイユニフォームを着用した。
ダークネイビーを基調に、袖下から脇部分にかけてスカイブルーとホワイトのストライプをあしらったデザイン。色のコンビネーションがスタイリッシュで美しい。
脇部分にストライプを配するスタイルは、当時ユーゴスラビアやルーマニアなど他国でも採用していた。
2002 ホーム
アルゼンチン代表 2002 adidas ホーム ユニフォーム
選手:マウリシオ・ポチェッティーノ
2002日韓W杯で使用したユニフォーム。日本人にとっては思い出深い同代表のユニフォームと言えるかもしれない。
90年代までのクラシックなキットデザインを一旦捨てたかのように、2000年代最初のW杯に向けてadidasはモダンなスタイルを投入した。
振り返ればこのユニ・デザイン(テンプレート)が転換点であり、現在のadidasユニフォームの礎となっているように思える。少し明るめのブルーがとホワイトのコントラストが印象的なユニフォームだった。
1994 ホーム
アルゼンチン代表 1994 adidas ホーム ユニフォーム
選手:フェルナンド・レドンド
「アルゼンチン代表×adidas」の最高傑作はどれなのか。人によって当然異なるだろうが、この1994アメリカW杯でのユニフォームを推す人も多いかもしれない。
サッカー界のレジェンド、ディエゴ・マラドーナが最後に袖を通した代表ユニフォームとして知られている一着だ。
一言で表現するならシンプルな美しさ。端正なルックスでも人気を博したフェルナンド・レドンドが長髪をなびかせながらプレーする姿を思い出す人もいることだろう。
ちなみに今月来日して日本と戦うU-22アルゼンチン代表の来日メンバーには、フェルナンドの実の息子フェデリコ・レドンドの名前もある。
2006 アウェイ
アルゼンチン代表 2006 adidas アウェイ ユニフォーム
選手:リオネル・メッシ
アルゼンチンがベスト8に終わった2006ドイツW杯でのアウェイユニフォーム。生けるレジェンドと化したリオネル・メッシが初めて出場したW杯でのユニフォームだ。
ネイビーを基調にスカイブルーを組み合せ、パイピングにはゴールドを採用。脇のデザインも特徴的なこのユニフォームを着たメッシはセルビア・モンテネグロ戦でW杯初ゴールを記録した。
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2000年代のadidasを象徴するこのキットデザインは、同ブランドと契約する各国の2024モデルで“再登場”するのではないかと噂されている。
今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思いだす数々のユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。