チリ代表、ベリッソ監督が辞任…昨年5月就任もW杯南米予選で8位に低迷…

チリ代表の指揮官を辞任したベリッソ監督[写真:Getty Images]

チリサッカー連盟(FFC)は17日、エドゥアルド・ベリッソ監督(54)の辞任を発表した。

ベリッソ監督は昨年5月にマルティン・ラサルテ前監督の下でカタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃したチリ代表の新指揮官に就任。

しかし、就任以降の16試合では4勝5分け7敗と思うような戦績を残せず。2026年北中米W杯南米予選ではここまで1勝2敗2分けの8位に低迷していた。

この成績不振を受け、16日に行われたパラグアイ代表戦のゴールレスドロー後に「結果が出なかった場合、それを認めなければならない」と、公式会見の場で辞任を発表した。

なお、後任監督は現時点で未定となっており、21日に行われるエクアドル代表戦はユース部門を統括するニコラス・コルドバ氏が暫定指揮官として指揮する。

現役時代にアルゼンチン代表DFとして活躍したベリッソ監督は、現役引退後にチリ代表のアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタート。以降はセルタやセビージャ、アスレティック・ビルバオ、パラグアイ代表の指揮官を歴任していた。

© 株式会社シーソーゲーム