オーストラリア代表、パレスチナ戦で得る収入一部をガザ地区人道支援活動に寄付

寄付を決断したオーストラリア代表[写真:Getty Images]

オーストラリア代表が、パレスチナ代表戦で得る収入の一部をガザ地区の人道支援活動に寄付することになった。『ロイター通信』が伝えている。

オーストラリアは21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でパレスチナと対戦する。

同試合は当初、パレスチナで開催予定だったが、イスラエル・ハマス紛争の影響を受け、試合会場をクウェートのジャベル・アル・アフマド国際スタジアムに変更した。

そういったなか、オーストラリアはイスラエル軍の反撃によって1万1000人以上が死亡し、現在は医療やライフラインの部分でひっ迫する同地の人々を支援すべくパレスチナ戦で得る収入の一部をガザ地区の人道支援活動に寄付することを決断した。

チームの寄付は5桁の金額となり、プロフットボーラーズ・オーストラリアを通じて行われる。寄付金は非営利団体『オックスファム』に提供され、オーストラリアサッカー連盟(FFA)も同額を寄付する予定だという。

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