ジョルジーニョPK失敗もイタリア、キエーザのドッピエッタなど5発で北マケドニアを退けウクライナとの最終決戦へ【ユーロ2024予選】

[写真:Getty Images]

イタリア代表は17日、ユーロ2024予選グループC第9節で北マケドニア代表をホームに迎え、5-2で勝利した。

既に首位イングランド代表の本戦出場が決まっているグループC。

消化試合が一つ多い2位ウクライナ代表(勝ち点13)を追う3位イタリア(勝ち点10)は、ロカテッリやバストーニが負傷離脱となった中、キエーザ、ラスパドーリ、ベラルディの3トップとする[4-3-3]で臨んだ。

[5-3-2]で構える4位の北マケドニア(勝ち点7)に対し、イタリアがボールを保持する流れで推移すると、13分に先制しかける。ジョルジーニョのスルーパスを受けたラスパドーリがネットを揺らしたが、わずかにオフサイドだった。

それでも18分に先制する。左ショートコーナーの流れからラスパドーリのクロスをダルミアンがヘッドで合わせた。

その後も押し込むイタリアは38分にCKの流れで相手のハンドがありPKを獲得。しかしキッカーを務めたジョルジーニョはGKディミトリエフスキに止められ、敗退の要因となったカタール・ワールドカップ予選スイス代表戦に続く失敗となってしまう。

しかし41分、キエーザが嫌な流れを払拭する。スローインの流れからミドルシュートを叩き込んだ。

さらに追加タイム、ロングカウンターの流れからキエーザのDFにディフレクトしたシュートが決まって、イタリアが3-0とし前半を終えた。

キエーザの活躍で3点をリードして迎えた後半、52分にショートコーナーの流れから1点を返されたイタリアは、62分に3枚替え。殊勲のキエーザらに代えてザニオーロらを投入した。

そのイタリアが構えて時間を使っていたが、74分にアタナソフのミドルシュートが決まり、1点差に詰め寄られてしまう。

それでも81分、バレッラのパスを受けたボックス左のラスパドーリが決定的な4点目を挙げて勝負あり。追加タイムにエル・シャーラウィのゴールも生まれたイタリアがウクライナと勝ち点13で並び、本戦出場を懸けた最終決戦に臨むことになった。

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