延岡市施設で足指欠損労災 市非公表、責任認め賠償へ

 延岡市北川町にあるごみ収集受託業者が使用する市の施設で昨年9月、建物の扉に使われていた重さ約16キロの鉄板が、50代男性作業員の左足に落下し、足の指を欠損する大けがを負っていたことが17日、分かった。業者は労災事故として延岡労働基準監督署に届けたが、市は公表はしていなかった。市は施設の管理責任を認め、損害賠償金を支払う。

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