ソフトバンク固定電話で障害 数十万回線、緊急通報にも影響か

ソフトバンクの店舗にかかる看板=東京都内

 ソフトバンクは18日、午後1時46分ごろから、東日本エリアで同社が提供する固定電話サービスが利用できなかったり、利用しづらかったりする通信障害が発生したと発表した。110番や119番などの緊急通報も利用しづらい状況になった。計数十万回線に影響が出た可能性があり、病院や小売店などが含まれるとみられる。一部の地域で復旧したが、残る地域は復旧作業が続いている。

 障害が起きたのは「おとくライン」と「おとく光」で、主に事業者向けのサービスという。いずれもソフトバンクの通信設備を使っており、障害は北海道、東北、関東、甲信越の一部で発生した。秋田と埼玉、神奈川、山梨の各県は復旧した。

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