角田裕毅「トラフィックでタイヤを温められず、ロックアップした。決勝で大きく順位を上げたい」/F1第22戦予選

 2023年F1ラスベガスGPの金曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は20番手だった。

 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、角田裕毅の予選について、次のように語った。

「昨夜2台に関して選択したセットアップの方向性は悪くなかったが、FP3と予選の間に、マシンからさらにパフォーマンスを引き出すために、同じ方向性にさらなるセットアップ変更を行う必要があった」

「裕毅は予選でマシンに苦しんだ。原因を調査する必要がある」

「予想していたほど、決勝に向けて2台の位置を前進させることができず、そのために状況がより厳しくなっている。さらに、直近のライバルたちの、FP2でのロングランペースは非常に強力に見えた。明日のレースでは、2台のポジションをできる限り早く上げることに集中する必要がある」

2023年F1第22戦ラスベガスGP 角田裕毅(アルファタウリ)

■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 18番手(1分36秒087:ソフトタイヤ/15周)
予選 20番手(Q1=20番手1分36秒447:ソフトタイヤ)

 今日はあまり言うことがありません。僕たちはパフォーマンスを最大限に発揮することができなかったと思います。もっと良い結果を出せたと思うので、残念です。

 僕はベストを尽くしましたが、うまくいきませんでした。僕たちは直線スピードで苦労しているので、今週末は厳しいものになると予想していました。

 セットアップを少し変更しました。でも、最後のプッシュラップに入る前に、最終セクターでトラフィックがあったため、タイヤの温度を十分に上げることができませんでした。グリップがなく、ロックアップしてしまいました。

 マシンのペースは悪くないですし、このトラックはグリップが低いので、明日のレースでは何が起こるか分かりません。クリーンなレースをして、できるだけ多くポジションを上げるためにベストを尽くします。

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