18日午後、三重県いなべ市の竜ヶ岳で登山に来ていた男性が滑落し、病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
18日午後2時半前、いなべ市北勢町の竜ヶ岳で、登山に来ていた男性から「知人が滑落した。けがをしている」と警察に通報がありました。
警察と消防が捜索にあたり、およそ1時間後に男性を発見し、三重県の防災ヘリが救助して病院に搬送しましたが、既に心肺停止状態で、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは愛知県瀬戸市の自営業、加藤大典さん(53)で、知人の男性と2人で標高1099メートルの竜ヶ岳に登山に来ていて、下山途中に岩山展望台付近で、約5メートル下に滑落したということです。
事故当時、現場付近は雪交じりの雨が降っていて風も強かったということで、警察が詳しい状況を調べています。