犬が『撫でるのをやめたとき』によく見せる仕草7選 その反応に「あるある」「もう終わり?って顔するよね」

犬が「撫でるのをやめたとき」によく見せる仕草

犬が甘えてきたら、その可愛さについなでなでしてしまいますが、撫でるのをやめるとある仕草を見せるのではないでしょうか。

今回は、犬が「撫でるのをやめたとき」に見せる仕草について解説します。あなたの愛犬も見せる仕草はありますか?

1.前足でチョンチョンする

撫でるのをやめると、前足でチョンチョンとつついてくる犬はとても多いです。これは「もっと撫でてよ」という要求を表しています。

他にも「おやつが欲しい」「遊んでよ」などという要求があると、犬は前足でチョンチョンしてきます。子どもが親の手をひっぱって要求するときと似ていますね。

2.手を舐める

飼い主の手の動きが止まると、その手を舐める犬もいます。前足でチョンチョンするのと同じくらいよく見られる行動です。

子犬は食事の際に母犬の口を舐め、吐き戻しを促すことで食事を貰います。手を舐めるのはその名残で、甘える相手に対して見られる行動です。

犬が手を舐めて撫でるように催促してきたら、時間の許す限り思い切り撫でてあげましょう。

3.噛みつく

犬は撫でるのをやめると噛みつくことがあります。痛いところを触られたときや攻撃するときの行動ですが、撫でるのをやめたときに見られるのは意味が違います。

「もっと撫でて」「嬉しい」など飼い主への要求で、噛みついてしまったと思われます。前足でチョンチョンしたり舐めたりすることの延長です。

とはいえ犬の噛む力は強いので、やはりやめさせなくてはいけません。愛犬が噛んだら「痛い」と教え、噛みつき癖がある犬はやめさせましょう。

4.お腹を見せる

犬にとってお腹を見せるというのは「攻撃するつもりはないです」という意志表示、甘えを意味します。撫でるのをやめたときにこの行動をしてきたら、甘えの場合が多いです。

しかし「撫でろ!」と命令の意味でお腹を見せてくる犬もいます。このような犬は自分が飼い主より偉いと思っているのであ、しつけの見直しをするべきです。

5.体をくっつけてくる

犬は野生時代、仲間同士でおしりをくっつけて寝ていました。死角をなくすことで外敵が来たらすぐに気づけることが理由だったようです。

現在の犬も飼い主におしりや背中をくっつけることがありますが、これは安心できる相手にのみ見せる行動です。

犬が体をくっつけてきたら『もっとあなたに撫でられたい』『あなたとふれあっていると安心する』という意志表示です。

6.見つめる

犬は愛情表現のひとつとして、ウルウルした目で見つめてくることがあります。敵意を表すときにも相手を見つめることがありますが、柔らかい表情をしていたら甘えの可能性が高いです。

撫でるのをやめたときに犬が見つめてきたら「なんでやめるの?もっと撫でてよ」と言っているのでしょう。

犬も過去の経験から(この顔をするとご主人は撫でてくれる♪)と学習してかわいい顔をしているのかもしれません。

7.吠える・鳴く

犬は要求があると「ワン」と吠えることがあります。人間で言うと「撫でる手が止まってますよ」というくらいの軽い要求で、声はあまり大きくありません。

また「クンクン」という声で鳴くこともあります。子犬が母犬を呼ぶ声に似ていて、飼い主にも「もっと撫でてよ」と要求しているのでしょう。

撫でさせてもらえるのは信頼の証

一般的に、犬はお腹、足先、鼻、尻尾の先端などを触られるのを嫌がります。嗅覚や触覚で情報収集する部位であり、生きていくために必要だからです。

また背中も後ろから外敵が近づいてきたときに気づきにくいので、よく知らない相手に見せたり近づけたり、ということはありません。

しかし、犬が体を自由に撫でさせてくれたら、あなたは犬に信頼され安心できる相手であるという証拠です。

時間があるときに犬が「撫でて」と寄ってきたら体を撫で、甘えさせてあげましょう。

まとめ

愛犬を撫でる機会が多いことで、その体にケガや病気があれば早く気づくことができます。病院が苦手な犬も(飼い主がいれば大丈夫)とがんばることができ、治療もスムーズになります。

また、人間と愛犬はお互いふれあうことで、脳内でオキシトシンが分泌され、互いに幸せな気分になれます。気分だけでなく、免疫力も上がって健康になれます。

忙しい飼い主さんもいますが、愛犬とふれあう時間はなるべく多くとってあげてください。犬も飼い主も癒されて、互いに健康になりましょう。

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