フランス代表は18日、ユーロ2024予選グループB第9節でジブラルタル代表をホームに迎え、14-0で大勝した。
6戦全勝で既に予選突破を決めているフランスは、初招集の17歳エメリが先発となった中、ムバッペやグリーズマン、テオ・エルナンデスらがスタメンとなった。
ここまで全敗の最下位ジブラルタルに対し、ムバッペ、テュラム、コマンの3トップとする[4-3-3]で臨んだフランスは、開始3分に先制する。
コマンのスルーパスでボックス右深くを突いたクラウスのクロスが相手DFのオウンゴールを誘った。
さらに1分後、グリーズマンのシュートをGKが弾いたルーズボールを相手DFが自陣ゴールに入れてしまい、フランスに追加点。
止まらないフランスは16分、代表デビューのエメリにゴールが生まれる。中盤でボールをカットしたエメリがコマンへ展開。リターンクロスを蹴り込んだ。
しかしこのプレーでエメリはサントスのタックルを受けて右足首を負傷。フォファナとの交代を強いられた。
サントスに一発レッドカードが提示され、数的優位となったフランスは30分にムバッペがPKで4点目。
さらにクラウス、コマン、フォファナも加点し、前半だけで7ゴールを挙げた。
迎えた後半、ラビオ、コマン、デンベレ、ムバッペとジルーが2ゴールを挙げたフランスが歴代最多の14得点で圧勝。
なお、これまでの記録は1995年にアゼルバイジャン相手に10得点をマークした試合だった。
一方でフランスは1908年にデンマークに対して17失点を喫して大敗しており、これが欧州における最多失点記録となっている。