速すぎた勝田貴元、サービスパーク内で25km/h超の速度違反。罰金対象に【WRCラリージャパン】

 WRC世界ラリー選手権は11月18日、TOYOTA GAZOO Racingの勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)に罰金のペナルティを課した。

 愛知県豊田市の豊田スタジアムで16日(木)に開幕し、同地を拠点に行われている『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』。WRC日本ラウンドの競技3日目夕方に発表された公式通知によると、勝田はSS15“Shinshiro City”での走行を終えてスタジアムに戻った際、サービスパーク内の制限速度を上回る57km/hで走行したという。

 この違反のため、勝田には「30km/hのスピードリミット」と「違反時には1km/h超過ごとに25ユーロの罰金を課す」と記されたFIA WRCスポーティングレギュレーション第57条4項に基づき、675ユーロ(約11万円)の罰金が課せられた。一方、この件でタイム加算など順位に関わるペナルティは出されていない。

SS15が行われた新城市から豊田市の豊田スタジアムに戻ってきた、勝田貴元/アーロン・ジョンストン組のトヨタGRヤリス・ラリー1 2023年WRC第13戦ラリージャパン

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