石の祭典 関心高く 19日まで糸魚川世界の石展 併催イベントも盛況

国内外から集まった多種多彩な石を楽しむ来場者たち

第1回糸魚川世界の石展(同実行委員会主催)が18、19の両日、糸魚川市寺町4のビーチホールまがたまで開かれている。19日は午前10時から午後4時まで。入場無料。同時開催のヒスイ県石指定1周年記念特別展(ヒスイ県石指定記念事業実行委員会主催)、うまいもん縁日(糸魚川うまいもん会主催、午前10時~午後2時)もにぎわっている。

糸魚川世界の石展は鉱物、宝石、天然石、アクセサリーなどの展示即売会。国内外から約30の出展があり、文字通り「世界の石」が会場を彩っている。

悪天候が懸念されたが、初日は開場早々から大勢の人出。子どもから大人まで幅広い世代が続々と来場し、多種多彩な石に見入っていた。2000円以上買い物をするとできる「アメシストすくい」も人気を集めた。

伊藤大貴実行委員長は「天候が心配だったが、これほど大勢の方々に来ていただけている。ヒスイの県石指定で、石への注目度が上がっているのを感じる」と手応えをにじませながら、「普段はなかなか見ることのできない石がたくさんある。ぜひご来場いただければ」と呼びかけている。

◇ヒスイ原石や糸魚川真柏展示

ヒスイ県石指定1周年記念特別展は「大地がくれた宝物~ヒスイと真柏~」と銘打って実施。ヒスイの原石や糸魚川真柏を展示している他、石の相談会、石のカードバトル、展示「石ころたちのストーリー」、「石の顔づくり」、ピンバッジや関連書籍などヒスイグッズの販売を行い、来場者を迎えている。

同時開催のヒスイ県石指定1周年記念特別展の様子

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