大混雑の予想!秩父夜祭、昨年より盛大に花火5千発超を予定 4年ぶり通常開催、さらに今年は大祭が日曜開催 昨年は2日間で客26万人

秩父神社を出発して御旅所へ向かう上町屋台=2022年12月3日午後7時半ごろ、秩父市の本町交差点

 埼玉県秩父市と秩父観光協会は14日、秩父神社例大祭「秩父夜祭」(12月2、3日開催)の実施事業を発表した。今年は、コロナ禍からの正常化を祝し、昨年よりも盛大に5千発以上の花火を打ち上げる予定。本町屋台の歌舞伎上演や秩父絹市などのイベントも多数行われ、4年ぶりの通常開催となる。

 6町会の豪華絢爛(けんらん)な屋台・笠鉾(かさぼこ)の曳(ひ)き回しは、昨年同様、両日とも実施。秩父流鏑馬(やぶさめ)の奉納は行わない。

 秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山(ひきやま)祭」に数えられる。昨年は2日間で約26万人が来場。今年は大祭が日曜開催のため、大勢の来場が予想される。

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