福井グルメや恐竜のお土産…温泉デザインの新たな観光スポット、JR芦原温泉西口に「いろはゆ」オープン

あわら温泉の宿泊客らが訪れた「いろはゆAWARA」=11月18日、福井県あわら市のアフレア

 JR芦原温泉駅(福井県あわら市)西口のにぎわい施設アフレア1階に、飲食物販スペース「いろはゆAWARA」が11月18日オープンした。地元食材を使った飲食3店舗や名産品約600種を扱う土産物コーナーが入り、あわら温泉に来た観光客らが続々と訪れた。

 すし・弁当製造販売の三丹本店(同市)が運営する。明るい木目調で、温泉地あわらをイメージし、下足入れをモチーフにしたレジカウンター、体重計型の買い物カゴ置き場などが設けられている。

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 飲食ブースは、甘エビや油揚げの釜飯、おろしそばなどを提供する「金しゃり亭」、コーヒーと洋食の「いろはゆ珈琲(コーヒー)店」、あわら名産のサツマイモ「とみつ金時」を使ったスイーツの「芋湯らり」の3ブランドがそろった。土産物は越前がにの缶詰や福井梅、水ようかんといったグルメ、越前焼や若狭塗箸などの伝統工芸品、恐竜グッズなど県内各地の品物が並んだ。

 兵庫県から来た70代女性はメガネ型の堅パンを購入し「ユニークなお土産がたくさんあってワクワクした」と満喫した様子。東京の20代女性は「温泉デザインが映えていて、これから北陸新幹線で旅行する友人らにも紹介したい」と話した。

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