ビッグNで「野球盤」 人気ボードゲームを再現 オフシーズンの球場を活用 長崎県長崎市

ボードゲームの「野球盤」をリアルに再現した「ベースボールゲーム」を楽しむ参加者=県営ビッグNスタジアム

 長崎県長崎市松山町の県営ビッグNスタジアムで18日、人気ボードゲーム「野球盤」をリアルに再現する「ビッグNベースボールゲーム」(長崎ダイヤモンドスタッフ、ハスポ、長崎文化放送主催)があり、参加チームが熱戦を繰り広げた。
 野球のオフシーズンにもビッグNスタジアムに親しんでもらおうと、昨年から開催。2回目。球場周辺の敷地ではキッチンカーや雑貨、陶器を販売するブースが並ぶ「ビッグNマルシェ」(19日まで)も同時開催している。
 ゲームでは外野に設置されたネットにアウトや塁打表示の横断幕を掲げ、ランナーは人の形をしたパネルを使用した。打者はピッチングマシンから放たれた軟球をバッティング。打球が当たった場所に応じて「3塁打」や「ホームラン」などの判定をし、45分間の試合で得点を競った。
 18日は22チームがエントリー。選手は得点が入るたびにハイタッチを交わして喜んでいた。中学時代の仲間と参加した鎮西学院高3年の木下幹太さん(18)は「久しぶりのメンバーで野球ができて懐かしく感じた。大学もバラバラになるけど、またこうして集まりたい」と話した。

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