家づくり職人の仕事を体験! 長崎の中村工務店 子どもがプロに学ぶイベント

木材を組み立て小屋づくりを体験する参加者=長崎市、市平和会館

 住宅リフォームを手がける中村工務店(長崎県長崎市松山町)は18日、同市平野町の市平和会館で、ものづくり体験のイベント「こども工務店」を開いた。小学生約100人が訪れ、家づくりに関する職人らの仕事を学んだ。
 職人らの仕事を知り、将来の選択肢を広げてもらおうと昨年から始め2回目。同社の他、塗装や内装などを手がける6業者が参加し、コテで珪藻(けいそう)土を塗る「左官屋さん体験」、電気の配線を学び照明器具を取り付ける「電気屋さん体験」など九つのブースを設置した。
 大工による指導のもと、木材を組み立てたり、ビス締めをしたりして上棟式の小屋づくりを体験した市立小島小1年の井手口湊君(7)は「楽しい。大工さんの仕事を知れてよかった」と話した。

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