仮想空間で出会い 富山県内初、アバター使い交流

参加者に声をかける千本松さん(手前)。奥はイベントが行われている仮想空間のモニター画面

 インターネット上の仮想空間「メタバース」内での婚活イベントが19日開かれ、富山県内外の男女が自分自身の分身「アバター」を使って交流した。

 「マルチバース婚活とやま」(高岡市、飯野道子代表)が主催し、県内では初開催。メンバーで、同市で写真館を営む千本松賢一さんが外見にとらわれず、相手の内面を知ることができる婚活の機会を設けたいと発案した。

 2部構成で、1部は25~35歳の10人、2部は30~45歳の11人が自宅などからパソコンやスマートフォンを使って参加した。仮想空間に設けられた会場には、それぞれが思い思いのアバターで登場。趣味や休日の過ごし方など自己紹介をした後、アバター同士で会話する時間が設けられ、出会いを楽しんだ。

 マルチバース婚活とやまは、参加者からの希望があれば、マッチング後の支援も行い、カップルの成立につなげる。北日本新聞社協賛。

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