スペイン代表は19日、ユーロ2024予選グループA最終節でジョージア代表をホームに迎え、3-1で勝利した。
既に予選突破を決めているスペイン(勝ち点18)は、ロドリやガビ、モラタらがスタメンとなった。
4位ジョージア(勝ち点8)に対し、モラタ、フェラン・トーレス、ニコ・ウィリアムズの3トップとする[4-3-3]で臨んだスペインが4分、FKからル・ノルマンが代表初ゴールとなるヘディングシュートであっさり先制する。
さらに8分、ガビがボックス内からGK強襲のシュートを浴びせたスペインだったが、10分に失点。スルーパスでディフェンスライン裏を突かれ、クワラツヘリアにゴールを許した。
一瞬の隙を突かれて同点とされたスペインは23分にアクシデント。3分前に相手DFとの接触で右ヒザを痛めていたガビがロングボールを胸トラップした際に悶絶。プレー続行不可能となり、重傷を悟ったのか涙を流してピッチを後にし、代わってサンセトが投入された。
そのスペインは32分に勝ち越しのチャンス。フェラン・トーレスの右クロスをモラタがボレー。決定的だったが、GKママルダシュヴィリのセーブに阻まれた。
ハーフタイムにかけても押し込んだスペインだったが、1-1のまま前半を終えた。
迎えた後半、52分にロドリが決定的なヘディングシュートを浴びせたスペインは、ここもGKママルダシュヴィリに阻まれるも、55分に勝ち越す。
左サイドを上がったガヤのクロスをフェラン・トーレスが頭で押し込んだ。F・トーレスはゴール後、ガビのユニフォームを掲げ、重傷を負ったと思われる同僚にエールを送った。
その後もハーフコートゲームとしたスペインは72分に決定的な3点目。F・トーレスに代わって投入されていたヤマルが右サイドからインスウィングのクロスを送ると、相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。
このまま3-1で勝利としたスペインがスコットランドを抑えて首位通過としている。