国道1号で車3台からむ事故 大型クレーン車が分離帯衝突、破損ブロックが反対車線の車にぶつかる

中央分離帯に衝突したクレーン車

 11月19日午後10時40分ごろ、京都市東山区清閑寺山ノ内町の国道1号で、乗用車など3台が絡む事故があり、2人が軽傷を負った。

 京都府警東山署によると、片側2車線のうち追い越し車線を西向きに走っていた香川県の会社員男性(71)の大型クレーン車が、中央分離帯のコンクリートブロックに衝突。ブロックが破損し、反対車線を東向きに走行していた京都市右京区の男性(30)の乗用車にぶつかった。そのはずみで走行車線を走っていた京都市東山区の男性(38)の乗用車に衝突した。

 この事故で、乗用車を運転していた男性2人が打撲などの軽傷で救急搬送された。20日午前9時半現在、クレーン車が道路をふさぐなどして名神高速道路京都東インターチェンジ(IC)付近から東山トンネル出口付近まで西向き車線が約4~5キロにわたって渋滞している。

  ◇

 交通規制は21日午前10時40分ごろ解除された。

© 株式会社京都新聞社