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【鹿沼】在来種のソバ生産が盛んな上南摩地区で19日、恒例のそば祭りが開かれ、会場の上南摩町自治公民館は地域住民やそば好きの来場者でにぎわった。
上南摩町自治会が主催する祭りで13回目。新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの開催となった。
来春同地区にオープンする南摩ダム関連事業の水源地域振興拠点施設内にそば店を開く予定の地元組織「上南摩そばネットワーク」が腕を振るい、温冷のかけそばを提供。イベント開始と同時に列ができ、約3時間で400食を完売した。
温かいそばを味わった上南摩、農業青木精一(あおきせいいち)さん(83)は「やっぱり上南摩町のそばはうまい」と笑顔。同自治会の駒場俊雄(こまばとしお)自治会長(71)は「ダム建設に関しては紆余(うよ)曲折あったが、これからは多くの観光客が上南摩を訪れると思う。地元のそばが観光振興につながればうれしい」と話した。
会場にはキャンプ場を中心にした同拠点施設やダムを紹介するブースも設けられ、来場者の目を引いていた。
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