馬肉を使ったピリ辛カレー 遠野・産直サンQふる郷市場

遠野産の馬肉を使用して発売した「サンQカレー」

 岩手県遠野市の宮守川上流生産組合(浅沼幸雄組合長)が運営する同市宮守町の産直サンQふる郷市場は、地元産の馬肉を使った「サンQカレー」を発売した。やわらかく煮込んだすじ肉を使い、ピリ辛に仕上げた自慢の一品。馬刺しやカルビ丼など人気商品と合わせ、馬産地の魅力発信に生かす。

 圧力鍋に入れたすじ肉をストーブの上で8時間煮込み、やわらかく仕上げた。脂身の甘みやうまみが感じられるのが特長だ。同組合が生産するトマト、ニンジンピューレを入れ、ピリ辛のルーの味に深みを加えた。タマネギはみじん切りにして馬肉の脂で炒めた。1食700円で食べられる。

 同店は組合員が生産した馬刺しを買いに来る客が多い。馬刺定食(1100円)、桜カルビ丼(800円)、馬力ラーメン(600円)が人気を集める中、サンQカレーが「新たな目玉になる」と期待する。

 販売は午前11時~午後3時。火曜定休。問い合わせは同店(0198.67.3399)へ。

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