袴田巌さんの再審=やり直しの裁判の3回目の公判が静岡地裁で開かれる

袴田巌さんの再審=やり直しの裁判の3回目の公判が静岡地裁で開かれ、20日は犯行着衣とされている「5点の衣類」について検察側が主張を述べる予定です。

1966年、旧清水市で一家4人が殺害された事件で袴田巌さんの死刑が確定しましたが、10月から静岡地裁で再審が始まりました。

3回目となる20日の公判は、検察側の冒頭陳述と証拠調べが予定されていて、再審の最大の争点とされている事件から1年2か月後に発見された「5点の衣類」について検察側が主張する予定です。

検察側は初公判の冒頭陳述で述べた「5点の衣類は袴田さんが犯行時に着用した後、みそタンクに隠された」という点について証拠を基に立証する予定です。

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