大物新人は旧作が好み? ルドビグ・アバーグの優勝ギア

1年目から大暴れ。ルドビグ・アバーグの優勝ギアをチェック(Getty Images)

◇米国男子◇ザ・RSMクラシック 最終日(19日)◇シーアイランド・リゾートGC(ジョージア州)◇シーサイドコース(7005yd/パー70)

今季プロ転向した24歳のルーキー、ルドビグ・アバーグ(スウェーデン)が大会レコードを更新する通算29アンダーで米ツアー初優勝を飾った。「61」を並べた決勝ラウンド「122」ストロークは、最後の36ホールにおけるツアー最少記録を1打更新。元アマチュア世界ランキング1位の逸材が、週末に加速をつけて並み居る先輩プロを圧倒した。

クラブ契約フリーのバッグの中身はタイトリスト中心で、旧作がその多くを占めている。2番アイアンは2017年モデルのタイトリスト「718 T-MB」、4番から入れるタイトリスト「T100」は2世代前の19年モデルだ。

パターは15年モデルのオデッセイ「ワークス VERSA #1」を長く愛用。年季の入ったモデルを織り交ぜたクラブセッティングは、クラブへの強いこだわりが伝わる構成となっている。

<ルドビグ・アバーグの最終日使用クラブ>

ドライバー:タイトリスト TSR2(9度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(重さ60g台、硬さX)

フェアウェイウッド:テーラーメイド ステルス2(3番15度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS TR BLUE(重さ80g台、硬さX)

アイアン:タイトリスト 718 T-MB(2番)、タイトリスト T100(2019年/4~9番)
シャフト:FST KBS ツアー 130(硬さX)

ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM9(46度、50度、54度)、タイトリスト ボーケイ ウェッジワークス(60度)
シャフト:FST KBS ツアー 130(硬さX)

パター:オデッセイ ワークス VERSA #1

ボール:タイトリスト PRO V1x

(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)

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