東証反落、終値は197円安 一時バブル後最高値も過熱警戒

東京証券取引所

 20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前週末終値を挟んで一進一退となった後、反落した。朝方には堅調な企業業績などを支えに一時3万3800円台となった。取引時間中として1990年3月12日以来約33年ぶりの水準で、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。その後は相場の過熱感への警戒から、利益を確定する売り注文が優勢となった。

 終値は前週末比197円17銭安の3万3388円03銭。東証株価指数(TOPIX)は18.45ポイント安の2372.60。出来高は約14億2836万株だった。

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