ライドシェア、反対60% 犯罪や運転の質に不安、民間調査

ライドシェア導入への賛否

 一般ドライバーが客を有償で運ぶ「ライドシェア」について、15~79歳の60%超が導入に反対しているとのアンケート結果を、民間調査会社のMM総研(東京)が発表した。犯罪の恐れや、運転の質に関する不安の声が目立った。政府は導入を検討しているが、利用者の安全を担保する仕組みが求められそうだ。

 アンケートは10月にウェブ上で実施し、3千人が回答。日本での導入に「反対」「どちらかといえば反対」と答えたのは計60.8%、「賛成」「どちらかといえば賛成」は計39.2%だった。

 ただ、海外でライドシェアを利用したことがある220人に限ると、賛成84.1%、反対15.9%と賛否が逆転した。

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