全治1年と診断された神戸MF齊藤未月が2度目の手術、ここから全治8カ月…チームは早ければ今週末にもJ1初優勝

全治1年の重傷を負った齊藤未月[写真:©超ワールドサッカー]

ヴィッセル神戸は20日、MF齊藤未月の手術について報告した。

齊藤は、8月19日にホームで行われた明治安田生命J1リーグ第24節の柏レイソル戦で負傷。シュートのこぼれ球を再びシュートに行ったところ、ジエゴと戸嶋祥郎の同時タックルがヒザに入ることとなり、即座にプレー不可能と自身で判断。そのまま交代となっていた。

神戸は2日後の21日に関節脱臼、複合じん帯損傷(前十字じん帯断裂、外側側副じん帯断裂、大腿二頭筋腱付着部断裂、膝窩筋腱損傷、内側側副靭帯損傷、後十字じん帯損傷)、内外側半月板損傷と診断を受けたことを発表。全治は1年という衝撃の負傷となってしまった。

このシーンの判定は大きな騒動となり、後に日本サッカー協会(JFA)が謝罪をするまでに発展。一方で齊藤は、手術を受けて復帰に向けたリハビリをスタートさせていた。

神戸によれば、齊藤は2度目の手術を17日に神戸市内の病院で受けたとのこと。1回目は8月23日にすでに実施しており、全治はここから約8カ月と見られている。

神戸は「未月とトモニ!」を掲げ、ファン・サポーター、選手、クラブが一体となってJ1初制覇に挑んでおり、残り2節で現在首位。早ければ今週末にも優勝が決定する。

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