静岡市議会“ガザ平和”決議可決…「早期鎮静化と人道状況の改善」求める

静岡市議会では11月定例会が開会し、補正予算案などが上程されたほか、「ガザ地区の平和実現を求める決議」が可決されました。

20日に開会した静岡市議会11月定例会では、一般会計で約9億2300万円の補正予算案などが上程されました。また、パレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエル軍の侵攻で、多くの民間人が犠牲になっていることから、「ガザ地区における平和の実現を早期に求める決議」が提出され、全会一致で可決されました。決議では「国際法に基づき事態の早期鎮静化と人道状況の改善を図ること」を求めています。

議会終了後、各会派へ挨拶周りをしていたのは、20日から静岡市での勤務がスタートした、元県職員の織部康宏環境政策監です。10月、県を退職した織部さんは、環境局長や理事としてあわせて6年半にわたりリニア問題に対応してきました。元上司である難波市長に引き抜かれる形で静岡市に採用されました。

(静岡市 織部 康宏 環境政策監)

「田代ダムの関連で一定の進展がみられているので、この問題が早期に解決できるように、市としての見解をまとめて納得できるかたちで解決されるように頑張りたい」

織部さんの任期は3年5か月で、リニア問題の解決に貢献したいと意欲をみせました。

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