全国高校サッカー選手権、福井県代表の丸岡は佐賀東と初戦 12月29日に東京・味の素フィールド西が丘

全国高校サッカー選手権福井県大会で6連覇を果たした丸岡のメンバー=11月5日、福井県坂井市のテクノポート福井スタジアム
第102回全国高校サッカー選手権組み合わせ

 サッカーの第102回全国高校選手権(12月28日~1月8日・東京など)の組み合わせ抽選会が11月20日、オンラインで行われた。福井県代表で6年連続34度目出場の丸岡は、12月29日の1回戦で佐賀東と対戦することが決まった。東京・味の素フィールド西が丘で午後0時5分にキックオフ。

 出場校の主将と監督がリモートで参加し、くじを引いた。

 丸岡は県大会の計4試合で25点を奪う攻撃力を持つ。決勝では大会で初めて失点を許し、同点とされて延長に突入したが、勢いを増す相手のペースに飲まれず決勝点を挙げる勝負強さを見せた。佐賀東は県大会決勝で対戦校の7倍に上る21本のシュートを放って5-0で圧勝し、2年ぶり13度目の出場を決めた。

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 丸岡の奥村洋武主将は「相手は攻守において素晴らしいチーム。謙虚にひたむきに粘り強く、縦に速いサッカーで相手を圧倒していきたい」と意気込んだ。

 前回初優勝した岡山学芸館は初戦の2回戦で尚志(福島)との対戦が決まった。夏の全国高校総体を制した明秀学園日立(茨城)は徳島市立と対戦。前回大会4強の大津(熊本)は遠野(岩手)と当たる。12月16日に鹿児島県代表が決まり、出場する全48校が出そろう。

 東京・国立競技場での開会式後の開幕戦は早稲田実業(東京B)―広島国際学院のカード。選手宣誓は名古屋(愛知)の田中響貴主将が務める。

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