英人気シンガーソングライター デビュー時のレコード会社と再び契約 最強タッグ復活

『ホワイト・フラッグ』などで知られるシンガーソングライターのダイド(51)が ワーナーミュージック傘下のワーナー・チャペルと新曲を含むアルバム契約を新たに結んだ。1999年のデビュー・アルバム『ノー・エンジェル』で世界的な成功を収めたダイドは、キャリアのスタートからダイドをサポートしてきた同レーベルと仕事ができることに感激しているという。

「ワーナー・チャペルは、25年以上前、私のソングライティングの旅が始まったときから、ずっと私のそばにいてくれた。彼らは私にスタートを与え、私の最初のレコードの基礎となる曲を作るのを助けてくれた。これから私たちが一緒に創り上げていくものすべてにワクワクしているわ」とダイドは語る。

ワーナー・チャペル・ミュージックの共同会長兼CEOであるガイ・ムートはこう語る「ダイドは、今世紀最も注目すべきソングライターの一人です。私たちは、彼女が現代の偉大なソングブックのひとつを表現するために、再び私たちに信頼を寄せてくれたことをとても嬉しく思っています。私たちは、新しいプロジェクトで彼女と協力し、刺激的で創造的な方法で彼女の素晴らしいカタログを宣伝し続けることを楽しみにしています」

ブリトニー・スピアーズ、リアーナ、そして兄ロロのグループ、フェイスレスにヒット曲を提供してきたシンガーソングライターのダイドは、2019年に最後のアルバム『スティル・オン・マイ・マインド』をリリース、当時、このアルバムはこれまでやってきたこととは違い、デビュー・アルバムのように感じたとダイドはレッド誌に語っていた。「まるで私の最初のアルバムのように感じる。このアルバムを誇りに思うわ」「私が書いているのは、小さな葛藤の瞬間なの。常に光と闇がある。でも子供がいれば、葛藤なんてない。ただ彼らを愛し、彼らと一緒にいたいだけ。それがしばらく書くことの邪魔になったんだと思う」

今年2月、ダイドはキャロライン・ポラチェクのアルバム『デザイアー、アイ・ワントゥー・ターントゥー・ユー』にグライムスと共同作曲した楽曲『フライ・トゥー・ユー』で参加、また、5月にはジェイソン・デルーロが自身の曲『ホエン・ラブ・サックス』で、ダイドの90年代のヒット曲『サンキュー』をサンプリングしている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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