広域バス利用320万人目標 宮崎県が計画素案

バス路線維持に向けた計画の素案が示された県地域公共交通協議会の会合=20日午後、宮崎市・県電ホール

 宮崎県は20日、県内の市町村をつなぐ地域間幹線バスといった広域的バスの将来像を示す「県地域公共交通計画」(2024~28年度)の素案を明らかにした。広域バス利用者数320万人、収支率60%など新型コロナ禍前(19年度)を目安とした目標値を明記。官民による利用促進協議会の新設、次世代のデジタル移動サービスへの参画などの施策を挙げた。

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