大漁旗の「波」デザイン 釜石シーウェイブス、新ジャージー披露

新ジャージーを披露する(右から)小野航大主将、河野良太、郷雄貴=東京都内

 【東京支社】ラグビーのリーグワン2部、日本製鉄釜石シーウェイブス(SW)は19日、東京・丸の内の催事場で今季着用するジャージーをお披露目した。釜石ラグビーの象徴、大漁旗(富来旗(ふらいき))の波をあしらった新ジャージーで飛躍を期す。

 赤を基調に前面と背面に和柄の波を大胆にデザインした。セカンドジャージーは白。WTB小野航大主将は「素材が変わって軽くなった」と喜び、フランカー河野良太は「波のデザインがSWらしい」と納得の表情。須田康夫ヘッドコーチ(HC)は「荒波を越えていくチームを表現している」と評価した。

 プレシーズンマッチは6戦全敗。坂下功正総監督は「勝てないことは真摯(しんし)に受け止める」とした上で「安定した球出しが勝利につながる。新メンバーがいるのでコミュニケーションを図り、開幕には万全の状態に仕上げたい」と力を込めた。

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