ユーロ予選を無敗通過もパフォーマンスは振るわず…それでもイングランド代表指揮官は「この2試合から非常に多くを学べた」

ガレス・サウスゲイト監督はドローに終わった試合にも手応え[写真:Getty Images]

イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、ドローに終わった試合を振り返った。イギリス『BBC』が伝えている。

すでにユーロ2024予選グループCの首位通過を決めているイングランドは、20日に行われた最終節で北マケドニア代表と対戦。前節からメンバーを大きく入れ替えFWハリー・ケインら主力を温存したチームは、前半にPKで失点を許す展開に。後半にケインを投入したチームはオウンゴールで同点としたが、その後はチャンスをなかなか掴めないまま1-1のドローに終わった。

無敗でユーロ予選を終えた一方、前節のマルタ代表戦に続き低調なパフォーマンスとなったサウスゲイト監督だが、結果が重要であることを強調。また、この試合で先発したDFリコ・ルイスのクオリティを称えている。

「今月の2試合は勝利を目指すのみでなく、さまざまな選手に注目することができた。通常、こうしたことをするためには3月まで待たなければならないだろう。我々はこの2試合から非常に多くを学べた。これは我々にとって有利になるはずだ」

「もちろん、今日の試合ではゴールを重ねたかった。だが、北マケドニアもかなり良かったと思う。彼らはイタリアとも引き分けており、それによってこのグループをタフなものにした」

「リコ・ルイスは優れていたね。狭いエリアでボールを受ける能力が際立っていた。ボールを扱う勇敢さだけでなく、彼自身のせいではないちょっとした挫折(PKの献上)から立ち直るリカバリー力も示していた」

「彼は特別な選手だと思う。彼の役割や、布陣のどこに当てはめるかについて考えるのは本当に興味深い。ボールを保持し、プレッシャーの下でもうまくやる彼の能力は、素晴らしい財産になるだろう」

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