「DFはますます生きづらい状況」マグワイアがPK判定に不満爆発「今のルールだと守備もコンタクトもできない」

判定への異議を唱えるDFハリー・マグワイア[写真:Getty Images]

イングランド代表DFハリー・マグワイアが、判定への不満を露わにした。

マグワイアは20日に行われたユーロ2024予選グループC最終節の北マケドニア戦で先発。試合は37分にDFリコ・ルイスと相手選手がボックス内で交錯すると、オンフィールドレビューの結果、ルイスの左手が相手の顔を叩いていると判断されPK
の判定に。これを決められて先制を許したが、後半にオウンゴールで追いつくとそのまま1-1のドローに終わった。

試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』の取材に応じたマグワイアは、PKの判定について不満を隠さず。この試合に限らず、プレミアリーグなどでも年々ディフェンス側に判定が不利となっていることについて警鐘を鳴らしている。

「あれはクレイジーな判定だった。これはもう何カ月も前から言っているが、僕たちディフェンダーにとってはますます生きづらい状況だ。プレミアリーグでもそうだが、毎週、毎週、トップクラスのフォワードと対戦しているのに、僕たちは体を動かすことさえままならない」

「今のルールだと僕たちはディフェンスをできず、コンタクトもできず、腕を伸ばすのも駄目だ。これは厳しすぎるだろう。今日のPKは軽すぎるものであり、僕にとっては決してPKではない」

「リコは本当に本当に、あの判定の後も良い反応を示してくれたと思う。PKの後でも、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」

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