「そんなはずはない!プレーしなければならないんだ!」ヒザに重傷を負ったガビ、ロッカールームでの反応が悲痛…

今季絶望の重傷を負ったスペイン代表MFガビ[写真:©︎RFEF]

今季絶望の重傷を負ったバルセロナのスペイン代表MFガビ。ケガを知った時にはかなり取り乱していたようだ。
【動画】悲劇…ガビが自滅で右ヒザの重傷に…

バルセロナの新たな神童として注目を集めつつ、その才能を見出したのはスペイン代表のルイス・エンリケ元監督。バルセロナであまり出番のなかったガビを招集して起用すると、メキメキと頭角を現し、今やチームの中心的な存在となっていた。

すでにバルセロナでは111試合で7ゴール、スペイン代表でも27試合で5ゴールと19歳とは思えないキャリアを歩んできた中、最初の悲劇が襲った。

19日に行われたユーロ2024予選のジョージア代表戦で、ガビは着地の際にヒザを捻りピッチに倒れ込むことに。すぐに大きなケガにも見える反応を見せ、そのまま交代していた。

ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、ハーフタイムのロッカールームの様子について「お通夜のような雰囲気だった」と表現。チームメイトも大きなショックを受ける事態となっていたが、スペイン『Relevo』はガビの悲痛な反応を伝えている。

クラウディオ・バスケス医師とオスカル・ルイス・セラーダ医師による検査結果を聞いたガビは「そんなはずはない、そんなはずはない!プレーしなければならないんだ!」と涙ながらに叫んでいたという。

キャリアでも最高の時期を過ごしていた19歳にとっては、非情通告とも言える検査結果。信じたくないガビの気持ちも十分に理解でき、多くの選手たちは言葉を発せず、バルセロナのチームメイトは悲鳴をあげていたという。

その後の検査で、右ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷と診断。手術を受けることが決定したガビだが、今は復帰を目指して歩んでいくしかないだろう。

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