小学生がアナウンサー体験で伝え方学ぶ 自動車ディーラーが放課後の「学びの場」提供 岡山

岡山市の自動車ディーラーが、子どもたちに「伝え方」を学んでもらおうと、アナウンサー体験教室を開きました。

岡山トヨタ野田店で開かれた「スマイルスクール」には、大元小学校の4年生から6年生20人が参加しました。

(在間隆真 アナウンサー)
「他の人を紹介する、他己紹介を皆にやってもらおうと思います」

講師を務めたのは、KSBの在間隆真アナウンサーです。

授業では、児童が在間アナを取材して自分で原稿を書きました。そして……。

(アナウンサー体験の様子)
「この方は在間隆真さんです。26歳で、年上に見られることが多いそうです」

自分で書いた原稿をアナウンサーになりきって、みんなの前で読み上げました。

(体験した児童はー)
「アナウンサーの方が気を付けていることが分かって、学校の授業でも生かせそうだなと思いました」

岡山市では、2023年5月時点の「放課後児童クラブ」の待機児童が約200人にのぼるなど、「放課後の居場所づくり」が課題となっています。

今回の体験教室は、岡山トヨタが放課後の児童に「学びの場」を提供しようと企画しました。2024年度以降は、さまざまな職業やテーマで、定期的に体験教室を開きたいとしています。

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