阪急の有料座席車両、当初は1時間2~3本運行 京都線で2024年夏めど

阪急電鉄が導入する有料座席指定サービス車両の外観イメージ

 阪急電鉄は11月21日、2024年夏をめどに京都線で初めて導入する有料座席指定サービスの名称を「PRiVACE(プライベース)」に決め、当初は1時間に2~3本運行すると発表した。専用の1車両を大阪方面から4両目に設定する。

 対象は特急、通勤特急、準特急。運行本数は25年をめどに同4~6本に増やす。座席数は40席で、リクライニング機能やカップホルダー、電源コンセントも備える。利用料金は未定。

 座席指定サービス車両のイメージ画像も公表した。外観は通常車両に使っている「マルーンカラー」を採用し、内部は高級感のあるしつらえにした。同社は「日常の移動時間をプライベート空間で過ごす『自分時間』にしてほしい」としている。

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