実は負け知らず!日本代表、「直近5試合のシリア戦」はこんな感じだった

日本時間21日にワールドカップ2026アジア2次予選でシリアと対戦する日本代表。

シリアとは過去に何度か対戦しているが、ここでは直近5試合の対戦を簡単な試合内容とユニフォームで振り返ってみたい。

実は日本の対シリア戦成績は1978年の初対戦以来、11戦9勝2分の負け知らず。対シリア無敗記録を更新中だ。

2017年 キリンチャレンジ

日本 1-1 シリア

国際親善試合(キリンチャレンジカップ2017)

2017年6月3日(東京スタジアム)

日本の得点者:今野泰幸

ユニフォーム:2017 adidas W杯初出場決定20周年記念

直近の対戦は2017年6月に東京スタジアム(味の素スタジアム)で行われたキリンチャレンジ。

この試合では1997年のW杯初出場決定20周年を記念し、当時と同じ「炎」をデザインした特別ユニフォームを着用した。

前半から試合を優位に運ぶシリアは後半開直後の48分に先制。しかし日本もその10分後の58分、長友佑都のクロスから今野泰幸が同点ゴールを決め、試合を振り出し戻す。その後はスコアは動かず1-1のまま試合終了となった。

2016年 ロシアW杯予選

日本 5-0 シリア

2018ロシアW杯アジア2次予選

2016年3月29日(埼玉スタジアム2002)

日本の得点者: オウンゴール、香川真司2、本田圭佑、原口元気

ユニフォーム:2016 adidas ホーム

AFCアジアカップUAE2019の予選を兼ねたロシアW杯予選。当時のホームユニフォームはダークネイビーを基調とし、遠目にはブラックに見えると話題となった。

試合はすでに最終予選進出を決めていた日本がペースを握る。前半はオウンゴールの1得点にとどまったが、後半開始直後からの怒涛の猛攻により66分に香川真司の追加点。その後も本田圭佑や原口元気が得点を重ねた日本が5-0で快勝し、2次予選グループEの1位通過を決めた。

なお、試合後には代表戦100試合出場を達成した岡崎慎司の祝賀セレモニーが行われている。

2015年 ロシアW杯予選

シリア 0-3 日本

2018ロシアW杯アジア2次予選

2015年10月8日(シーブ・スタジアム/オマーン)

日本の得点者:本田圭佑、岡崎慎司、宇佐美貴史

ユニフォーム:2014 adidas ホーム

当時のユニフォームは「円陣モデル」。選手がピッチ上で円陣を組むと背中の「結束の一本線」がつながり一つの輪になる。2014W杯ブラジル大会や2015年アジアカップで着用した。

この試合はシリアのホームゲームだが中立国オマーンで開催。これは2011年以降シリアが内戦下にあるためで、ホームゲームの中立地開催は現在も続いている。

前半はシリアに押し込まれる展開となったが、後半立て直しを図った日本は55分に本田圭佑のPKで先制。その後も得点を重ねて3-0で勝利を収めている。

2011年 アジアカップ

シリア 1-2 日本

アジアカップ2011

2011年1月13日(カタールSCスタジアム)

日本の得点者:長谷部誠、本田圭佑

ユニフォーム:2011 adidas ホーム

この2011年大会を優勝した日本。当時のユニフォームはベスト16入りを成し遂げた2010南アフリカW杯でも使用したもので、2年連続で大舞台で好成績を残した記憶がよみがえる。

このシリア戦では35分に長谷部誠が先制点を獲得。後半はGK川島永嗣の一発退場とPK献上で同点とされ苦境に立たされるも、82分に本田圭佑のPKで勝ち越しに成功。そのまま2-1で日本が逃げ切った。

2008年 キリンチャレンジ

日本 3-1 シリア

国際親善試合(キリンチャレンジカップ2008)

2008年11月13日(ノエビアスタジアム神戸)

日本の得点者:長友佑都、玉田圭司、大久保嘉人

ユニフォーム:2008 adidas ホーム

ユニフォームは北京オリンピックなどで使用したもので、明るめのブルーにイエローの差し色が独特の配色。放射状に伸びるゴールドのラインは、代表チームのさらなる飛躍を表現している。

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この試合はヴィッセル神戸の本拠地で行われたが、当時のスタジアム名は「ホームズスタジアム神戸」だった。

試合は開始直後の3分に長友佑都の先制点で動く。長友はこれが国際Aマッチ6試合目にして代表初ゴールとなった。その後も日本が終始シリアを圧倒。PKで1点与えたものの試合は3-1で日本が勝利し、翌週の2010南アフリカW杯アジア最終予選カタール戦に弾みを付けた。

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