宮島口・広島空港を結ぶ「直行バス」12月から運行開始

広島県は広島空港と宮島口を結ぶ直行バスの運行を2023年12月から始めると発表しました。

■湯崎英彦 知事

「中四国地方における広島空港の中枢性を一層高めるためより便利で快適に移動できる空港アクセスネットワークの構築を図る」

広島空港と宮島口を1時間で結ぶ直行バスは実証実験として1日8便運行します。料金は3500円からで主に観光客の利用をねらいます。また、手ぶらで宮島観光ができるように手荷物を空港からホテルまで配送するサービスも始めます。このほか、広島市佐伯区の商業施設に無料でマイカーを止めてバスで空港に向かう路線も設けます。県は1年間の実証実験後、本格的な運行を目指します。

□□□スタジオ解説□□□

宮島口と広島空港を結ぶ路線は空港から広島駅まで行き、JRで移動する場合と比べて直行バスにより30分程度の短縮になります。羽田空港からだと、午前10時までに宮島口に到着することが可能となります。

もう一つは、広島市西区の「アルパーク」から、佐伯区の「ジ・アウトレット広島」を経由して広島空港を結ぶ路線です。こちらは主に県西部に住む人の利用を見込んでいて、年間6000人の利用を目指します。

【2023年11月21日 放送】

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