年末ジャンボ県内も販売開始 1年を締めくくる最後の運試し “一獲千金”を夢見るファンが行列

発売初日に合わせ、年末ジャンボ宝くじを買い求める人たち=21日午前、宇都宮市宿郷3丁目

 1等前後賞合わせて10億円が当たる年末ジャンボ宝くじが21日、全国一斉に発売され、県内の売り場では“一獲千金”を夢見るファンが列を作った。

 宇都宮市宿郷3丁目の宇都宮カルナチャンスセンターは、過去に高額当せんが相次いだ人気の売り場の一つ。寒空の下、午前10時の発売に合わせて市内外の約20人が売り場に並んだ。

 日光市、40代自営業男性は「高額当せんを狙いたい」と気合十分。神社で購入したという専用の入れ物に宝くじを大切そうにしまっていた。

 売り場責任者の澤海正志(さわうみまさし)さん(58)は「1年を締めくくる最後の運試しとして楽しんでいただきたい」と話した。

 宝くじは1枚300円で、12月22日まで販売。抽せん日は同31日。「年末ジャンボミニ」も同時販売されている。

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