きょう22日(水)は、全国的に穏やかに晴れて、天気が崩れるのは局地的となる見込み。穏やかに晴れる分、朝と昼の寒暖差が大きくなるため、服装選びに注意が必要だ。さらに、週末は、一気に真冬並みの寒さとなる所もあるため、きょうの晴れ間を有効に使って、冬支度を加速させてほしい。

全国的に青空広がる　夜は関東南部沿岸でにわか雨か

　高気圧に覆われて、全国的に晴れる見込み。北海道の強い風も弱まり、穏やかな陽気となりそうだ。ただ、朝のうちは濃い霧で見通しの悪い所があるため、車の運転に注意が必要となる。
　一方、小笠原諸島や伊豆諸島は雨が降りやすく、伊豆半島から関東南部の沿岸部にかけては、夜、にわか雨の降る所がある見込み。

昼間は過ごしやすい陽気　晴れ間活用し冬支度加速を

　けさも、きのう(火)の朝ほどではないが、全国的に晩秋のこの時季らしい冷え込みとなっている所が多い。
　日中は、たっぷりの日差しに後押しされて、きのうよりも気温が上がりそうだ。最高気温は、札幌14℃、東北から西日本で18℃～20℃前後、九州では20℃を超える所が多くなる見込み。日本海側を中心に、10月下旬並み、ひと月ほど前の陽気となる所もあり、空気も乾いて過ごしやすく感じられそうだ。

　あす23日(木・祝)は日本海側で天気が下り坂、週末は強い寒気が流れ込んで、一気に気温が下がり、全国的に12月並みの寒さ、北日本では真冬並みの寒さとなる所もありそうだ。きょうの全国的な晴れ間を有効に使って、冬支度を加速させてほしい。

（気象予報士・海老原美代子）